現実は思い通り?

タイトルから見ると、引き寄せの法則の話かと思われるかもしれませんが…

 

実は、その逆です。

 

先日、溝口あゆかさんのインテグレイティッド心理学の基礎講座に参加してきまして、

 

その中で、「”投影”VS”思考が現実を作る”」というお話がありました。

 

あゆかさんのおっしゃるところの”投影”は、精神分析で言うところの”投影”とは定義が違います。

 

Wikipediaによると、「投影(projection)とは、自分自身の中にある受け入れがたい不快な感情を、自分以外の他者が持っていると知覚すること」で「人間の防衛の一つ」とありますが、

 

あゆかさんのおっしゃる”投影”は、単なる自我の解釈なんですね。いい悪いではなく、私たちが「これはカップだ」も自我がこの物体を”カップ”という”レッテル”を貼って理解しているので、自我の投影だと言えるそうです。

 

 

スピリチュアルなことを勉強していくと、ハイアーセルフが善で自我(エゴ)は悪者のように捉えられがちですが、思考が無くならないのと同じように、思考を生み出す自我が無くなることはないし、従って、「投影を無くそう」という努力はムダ骨に終わりそうです。

 

 

しかし、「これはカップだ」という何の感情も動かない”薄い”投影と違って、「あの人、嫌な感じ~」等とネガティヴな感情が湧いてきてしんどくなってしまいがちな”分厚い”投影に関して言えば、その投影がどこからきているのかをしっかり見つめて、自分が楽になる方向に持って行った方がいいですよね。

 

それは、単なる自分の思考のフィルター=投影なので、「そんな風に感じる自分ってサイテー」とか「皆がいい人って言ってるから、いい人よね。私の思い過ごしかも~」等と自分の感情に蓋をしないで、または「あの人、嫌な感じ~」の怒りの感情をどんどんエスカレートさせていったりしないで、ちょっと自分の感情・想いを客観的に見られるようになるのが一番だと思います。

 

具体的には、「あの人、嫌な感じ~」という感情の反応が起こった時には「…って、感じてるんだ~」で止める。そこにいい悪いの解釈をくっつけない。

 

それが、あるがままの自分を認める、どんな感情であっても受け止める…に繋がり、大きな自己肯定感へと繋がっていきます。

 

そうすると、自分に余裕が生まれて、以前は嫌な感じに見えていた同じ人が、今度は違って見えてくる、これが、「現実は思い通り」ということなんですね。

 

引き寄せの法則では、「私が嫌な現実を引き寄せてしまった」「私の何がこの人を引き寄せてしまったんだろう…?」等と自分を責める方向に行ってしまいがちですが、そもそも自分の思考が今の現実を”嫌な現実”、その人を”嫌な人”と解釈してしまっていただけだとしたら… そして、その解釈は簡単に変えられるとしたら… とっても楽ですよね。

 

それには、本当に自分の思考のフィルター(解釈)がどうなっているのか、ただ見つめて気付くだけなんですね。で、もしも、そこに傷ついた感情や怒りの感情などがくっ付いていて、気付いただけでは何ともならない場合には、その感情を解放することが必要だそうです。(私のセッションでは、ヒーリングで感情を流すこともやっています)

 

 

もちろん、今回の震災のように、誰がどうみても不幸としか思えない出来事というのはあります。それも投影だから、見方が変わると現実が変わる…とは、私も思いません。でも、起こってしまったことは起こってしまったこととして、余分なストーリーをくっ付けずに(○○のせいで震災が起こったなど)、今、自分が何ができるかを粛々とやっていくことが大切なんじゃないかなあ。。。と思います。

 

 

そして、いつの日か、その辛い出来事を乗り越えた時に「○○があったからこそ、今の自分がある」と、自分なりの意味づけが出来る様になるかもしれません。(この時重要なのは、あくまでも本人が出来事に対する意味づけをする、ということ。第三者が「○○は、あなたにとって、△△の意味があったよね~」とやってしまうのは、解釈の押し付けになる場合があります)

 

 

話が大分逸れましたが、思考が現実化するのではなく(要するに、思考が現実を引き寄せるという論理)、先に思考があって、現実が思考の通りになっている、という話でした。

 

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