新型コロナウィルスの新規感染者数が減ってきて、ようやく出口が少し見えてきたようですね。
ここ大阪でも、吉村知事が提唱した「大阪モデル」に7日間連続してクリア出来れば、早ければ15日にも自粛要請が解除となるそうです。
でも、もしも自粛が解除されたとしても、有効なワクチンや治療薬が開発されるまでは、注意深く行動していく必要があるようです。
新型コロナウィルスは、幸いなことに基本的には空気感染がないようなので、3密の場所でなければ安心して外出ができるのが大きな救いですよね。半面、IPS細胞の山中伸弥教授が「2つの顔を使い分ける狡猾なウィルス」と書いていらっしゃいますが、もし自分は感染しても無症状で済んでいても誰かリスクの高い方に移してしまうかもしれず、それがめちゃくちゃ厄介なウィルスだなあ…と思います。
私は自分の免疫には自信があるので、外に出て働いても大丈夫と思っています。万が一感染しても家で寝ていれば何とかなるでしょうし、一人暮らしなので家族に感染させてしまうリスクもないし。けれども、万が一知らずに感染してしまっていてスーパーで買い物をして、買い物カゴや商品など自分が触れたものにウィルスが付着する。それをリスクの高い方が触ってしまって感染して重症化してしまう…なんて想像をすると、やはり慎重に行動した方が絶対に良いですよね。
まだまだ分からないことだらけのウィルスですが、どのぐらいのウィルスを浴びれば感染してしまうのか、通勤電車やオフィスなど3密を避けられない場所ではどうすれば感染が防げるのか、頭が?だらけになったところへ京大ウィルス研究所の宮沢孝幸准教授が今のところの答えを提示してくださいました。

とりあえずは人との接触を8割減らすのではなく、ウィルスへの接触機会を8割減らすといいようです。
あと1~2年ウィルスと共生して行く必要があるなら、人と会う時はマスクを着ける、こまめに手を洗うorウェットティッシュで拭く、人と食事をする時は横並びで黙って食べる(喋る時は食事後にマスクをする)などして注意深く行動していけば、仕事もスーパー以外の買い物も映画館も大丈夫、ということですね(^^)
もちろん、体調が悪くなったり風邪かな?と思ったら外出を控えることも必要だと思います。
ちなみに宮沢先生は獣医学科のご出身で、動物のウィルスを研究なさっているそうです。そして、動物がかかるウィルスの方が人間にかかるものよりも多いそうなので、必然的に医学部よりも獣医学部の方がウィルスについては詳しく学ぶのだそう。その先生がおっしゃる説には信ぴょう性があります。
ちなみに、Pocochaというアプリ内でウィルスに関する講義などもやっていらして(ユーザー名は何故か”もん子”)、私はそれでウィルスと細菌の違いなどについて学ぶことが出来ました。ご興味のある方は、ぜひ(^^)
それでは皆さま、たまには息を抜きながら、この先長い道のりを生き抜いていきましょうね。