地球永住計画

 

自宅に居ながらにして一流の先生の講演や講義が聴ける。

コロナ禍で受けられた数少ない恩恵ですが、私も十分に受けています。

 

関野吉晴さんの「地球永住計画」も、その一つ。

 

本来なら、東京の多摩美術大学まで行かないと聴くことができない貴重な関野さんのお話が、YouTubeで限定配信されています。

 

関野さんは、”グレートジャーニー”と言う、アフリカで誕生した人類が南米大陸の最南端に到着したルートを逆から、しかも化石燃料を使わず、つまり徒歩や自転車、カヌーや犬ぞりや馬など脚力と腕力のみが勝負の壮大な旅を成し遂げられた方。

 

その旅の中で、その土地の先住民達と交流し、その土地の食べ物を食べてお祭りに参加して…という姿を拝見しながら、私の想像もつかないような冒険話の数々を関野さんから伺っていると、私も一緒に追体験させて頂いているような気持ちになります。

 

次回は11月2日(月)「写真で見る極限の世界」の「カナダ西海岸―南東アラスカ~北米太平洋岸北部の海洋民族~」だそうです。

 

 

関野さんの「地球永住計画」という名前は、

 

「この奇跡の星を私たちが生き続けていくためにはどうしたらいいのか。この壮大な課題に科学者や芸術家、市民がともに向き合い、自然や宇宙とのつながりを身近な環境の中に再確認するところから始めよう」というプロジェクトなのだそう。

 

もろ手を挙げて、大賛成です。

 

いくら、自然環境が悪化しているとは言え、生物が生きるのに適した星なんて地球の他にはない。

 

それなら、少しでも長く地球で暮らせるように、皆で協力して工夫していければいいですよね。

 

そのヒントを、地球を自分の力で歩き、旅した関野さんから教えて頂けるこの配信、有難いことに基本は無料での配信です(有料の応援チケットもありますので、余裕のある方はご支援よろしくお願いします、とのことです)。