今は第三波?

 

新型コロナ感染者数が増え続けていますね。大阪府でも、連日200人を超えているようです。いよいよ第三波かと言われると、少し緊張感がありますよね。

 

そんな中、NHKスペシャルの「新型コロナ 全論文解読」を見ました。AIで新型コロナに関連する論文を全て解析して、よく使われているキーワードを洗い出して専門の先生方が解説する番組でしたが、どう対策すればよいかが冷静に語られていて、とても参考になりましたよ。

 

これから気温や湿度が下がってくると、やはりウィルスに感染するリスクが高まるそうですが、その中でも番組で提示されていた対策をすることで、かなりリスクを減らせるんじゃないかと思います。

 

 

それは、

 

1.マスクをきちんと着用する。そうすることで、たとえウィルスを吸い込むことがあったとしても微量で済むし、その微量の感染によって免疫細胞がウィルスに対する抗体を作り出せる。その微量な感染を繰り返すと、免疫力が高められるのだそう。

 

2.部屋の湿度を上げる。加湿器で湿度を40%~60%に保つと、マイクロ飛沫が部屋に飛び散らずに床に落ちる。ただし、60%以上になるとカビが生えやすくなるので要注意なのだそう。

 

3.鼻の中を冷やさない。その意味でも、マスクは効果あるのだそうです。

 

 

また、風邪とは違う新型コロナの脅威も明らかになってきたのだそうです。倦怠感や発熱、頭痛などの全身症状が長く続いたり、”ブレインフォグ(脳の霧)”と呼ばれる頭にモヤがかかったようにぼーっとして集中力が続かないなどの症状も出てくるのだそう。脳の症状は、脳にもウィルスが侵入する場合と、自己免疫が暴走する場合の2通りのケースがあるそうです。

 

そのような症状は、高齢者だけでなく若い人にも出るようですので、やはり新型コロナを甘くみるのは間違っていますよね。ですが、出演されていた大阪大学の宮坂昌之先生は「基本的な防御策(3密を避ける・手洗い・マスク・換気)をしていれば、このウィルスはそう簡単に感染しません」とおっしゃっていたので、過度に怖がらずに、正しい情報を入れながら、きちんと対策をして日々を過ごすのが大切かなあ…と思いました。

 

 

皆さんもご一緒に、必要以上に恐れることなく、感染された方には慈しみの心を持って、支えあいながら冬を乗り切っていきましょうね。