クリスマスはイエス様のエッセンスと繋がって

 

今日は、クリスマスイブでした。

 

クリスマスと言えば、イエス・キリストのお誕生日とされています。が、Wikipediaには「あくまで誕生を祝う日であって、イエス・キリストの誕生日ではない」とあります。

 

いずれにしても、クリスマスは一年で最もイエス様の存在を意識する日ですよね。キリスト教信者か否かにかかわらず。

 

 

イエス様は”神の子”とされ、ちょっと私たちとはかけ離れた人という感覚を持ちがちですが、アジャシャンティの「あなたの世界の終わり―「目覚め」とその“あと"のプロセス―」によると、普通に人格を持った”目覚めた人”だったそうです。

 

そして、私たちもイエス様と同じように”目覚める”ことが出来るんですね。

 

ここでいう”目覚める”とは、私たちは思考や肉体や感情が集合したものではなくて、もっと大きな意識であり、〇〇という名前の付いた自己を超えたものだと分かる、ということです。

 

アジャシャンティのあなたの世界の終わり―「目覚め」とその“あと"のプロセス―の中に「最終的に私たちが理解するようになる最大の貢献は、自分自身の内部の幻想的分裂を癒すことです。それが、人類に私たちが与えることの出来る究極の贈り物です。それが人類を変えていくことになるものです。私たちが異なったシステムの政府を作り出したからといって、人類は変わらないのです。(中略)本当の変容は、常に内側からやって来ます。それは目覚めからやって来ます」という一節があります。ここに、私はいつも感動するんです。私たち一人一人の変容、目覚めは決して私たち個人にとってのみならず、世界にとっても素晴らしいことなんだと。

 

もちろん、助けが必要な誰かをサポートしたり寄付をしたりの行動も大切だけれど、そんな行動が出来ない場合でも、私たちが目覚めていくことが大きな助けとなっていく。その目覚めの象徴としてイエス様がいらっしゃって、そのエッセンスに繋がれる日がクリスマスだなあ…と私は思うのです。

 

クリスマスは楽しく、飲んだり食べたりで盛り上がるのも素敵ですが、イエス様と同じものが自分の内面の奥深いところにもあるんだなあ…と少しでも意識して頂けるだけで、きっと世界はもっと素晴らしい方向に向かっていくんじゃないでしょうか。