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花を咲かせる力が、身体にも働いているから…

 

先日、近所の公園を散歩していたら、梅の花が咲き始めているのに気づきました。

 

コロナ禍で暗い話題が多いですが、自然はそんなことは関係なく、きちんと時期が来れば花を咲かせてくれるんですね。

 

私が今学んでいるオステオパシーでは、この”花を咲かせる力”を「健全の力」と呼んでおり、その力が私たちの身体にも作用していて、何か身体に異変が起こった時にも自然な治癒をもたらしてくれると考えています。

 

 

私たちの身体は約37兆もの細胞で構成されているんですが(昔の本では約50兆~70兆の間のバラバラな数字が使われていましたが、結局37兆で落ち着いたようです)、その37兆もの細胞が協調して働くことによって、外の気温が氷点下だろうと40度を超えようと体温を35~36度に保ってくれているんですね(*^^*)

 

それに加えて、外からウィルスや細菌などの侵入してきた際には様々な白血球がそれぞれの役割を果たすべく戦ってくれる訳ですが、そんな白血球たちも元はと言えば、一個の細胞が分裂して出来たものなんです。

 

そう考えてみれば、私たちの身体は奇跡に満ち満ちているんですよね。普段意識していようがいまいが。

 

 

もしも、風邪を引いたり体調が悪かったりしながら、この記事を読んでくださっている方がいらっしゃいましたら、是非あなたの身体が今この瞬間も回復に向けて必死に働いてくれていることに、少し意識を向けてください。

 

そして、その身体を動かしてくれているのが、時期が来たら花を咲かせる”健全の力”だということにも。

 

 

皆さま、どうぞご無事にお過ごしくださいね。