いくつになっても、やり直しは出来るから…

 

今日から、世間は新年度。新しい職場でお仕事を始められた方もいらっしゃるかと思います。

 

心機一転、新しく何かを始める方もいらっしゃるかもしれませんね。Yahooニュースでも、戦力外通告を受けたプロ野球選手が、心機一転専門学校に入り直して新しい道を目指すお話を見かけました。いくつになっても新しくチャレンジをされる方は、無条件に応援したくなりますね(*^^*)

 

少し前の記事ですが、その中でも心温まる記事があります。「ひきこもり14年の男性が、月50万円稼ぐウーバー配達員になった理由」

 

”大学時代に不登校になり6年半かけて卒業、その後14年以上ひきこもり状態に”なった41歳の男性が、「1回だけやってみよう」と思い切ってウーバーイーツの配達員になり、そこから月に50万円も稼ぐような働きぶりへと変身していく姿が、ライターさんのとても優しい視線で書かれています。

 

 

私も高校2年で不登校になり、その後1年間の引きこもりを経験しました。その後、通信制に転校して無事に高校は卒業し、就職も果たしましたが、なかなか自分のやりたいことが見つからず、いろんな職種を経験して最後は自分探しにワーキングホリデーで海外へ。それでも仕事につながるようなヒントは何一つ見つからず、帰国後は派遣社員をしながら崖っぷちに立っているような思いで技術翻訳者を目指しているところにヒーリングの師匠・糟谷晴子氏と出逢い、「さゆりちゃんは言語じゃないと思うよ~」の一言でエネルギーヒーリングの世界に足を踏み入れました。その時、もう既に30代半ば。「人生は大失敗だった」と後悔ばかりしていたのが、ヒーリングを学び始めると、何て自分にぴったりの道があったんだろう…と、さーっと暗闇に光が差し込むような感覚があったのを今でも覚えています。

 

 

こうして今振り返ると、ああやって、いろんな回り道をしておいて、本当に良かったなあ…と思います。いろんな職種、いろんな職場を見れたことや、何もやりたいことが見つからない焦燥感を経験したことが、今、いろんな立場の人を理解する手助けになっているから。

 

ワーキングホリデーも、ニュージーランドにオーストラリアと2か国も行きましたが、それも良かった。周りに「俺の彼女やったら、いい加減にしろって言うわ~」とか、「老後の資金はどうするの?」とかいろいろ言われたけれど、そんな声に耳を貸さなくて、本当に良かった。日本の常識が通用しない場所での暮らしにびっくりしながらも自分の枠を大きく広げてもらえたし、文化も言葉も違っても、基本的に人間は同じなんだなあ…ということもよく分かりました。どうせヒーラーになるんだったら、帰国後の就職とか小さいことを考えずに、アボリジニの人達と過ごすとか、もっと思い切って幅広い体験をすればよかった…などと今になって後悔しているほどです(^^;) バックパックを背負った旅なんて、体力のある若いうちしか出来ないですしね。

 

 

今の仕事場で上を目指して頑張っていらっしゃる方もいれば、「何か違うなあ…」と違和感を持ちながら、それでも生活のために頑張ってお仕事をされている方もいらっしゃるかと思います。どんな経験も将来どこかできっと役に立つし、今いる場所で一生懸命やっていると、いつか何かのご縁でチャンスが巡ってくるかもしれないと、私は自分の人生を振り返って強く思うので…今を大切に日々を生き抜いて頂きたいなあ…と、心からエールをお送りしますね(*^_^*)y-.。o○