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免疫も自律神経のバランスから

 

最近、免疫学の勉強に熱中してまして、久しぶりに学ぶことの楽しさを満喫しています(*^^*)

 

先日の記事でも触れましたが、NHK高校講座の「生物基礎」で免疫を教えていらっしゃる京都大学の河本宏先生の解説が大変面白く分かりやすくて、それ以来河本先生のHPを見まくっています。「この細胞は、ここでつくられて、こういう働きがあって…」という説明も、ただ文章を丸暗記するよりもイラストや図で覚えた方が、はるかに記憶が定着しますよね。しかも、イラストが可愛くて親しみやすかったら、尚更のこと(*^^*) 

そして、その過程で知ったのが、2018年のNHKの「ガッテン!」での免疫の特集。河本先生が解説をされたとのことですが、興味深かったのが、免疫に自律神経が関わっているとのこと。

 

詳しくは、こちらの河本先生HPのラボニュース(2018年10月31日の記事)をご覧頂きたいのですが、簡単に言うと、交感神経が優位な時は免疫をつかさどるリンパ球が学習モードに入り、副交感神経が優位な時はリンパ球がリンパ節から血液に脱出してパトロールモードに入るんだそう。それぞれのモードが切り替わることが免疫にとって大切だとおっしゃっていました。そして、現代人は交感神経系が働きすぎの傾向があるから、日中に緩める時間を持つのがいいと。

 

今は、新型コロナのことがあるので、ことさら交感神経が優位な方が多いんじゃないでしょうか。

 

交感神経を緩める方法、私のおすすめはやはり瞑想ですが、日中にまとまった時間を使って瞑想するのは難しい方も多いと思います。私がクライアント様におすすめしているのは、たとえばトイレに行った時に身体をグーンと伸ばす、そして便座に座った時に目を閉じて深呼吸してみる、という、少しのすき間時間を活用したやり方。深い呼吸をすることで副交感神経に切り替っていくので、これだけでも全然違うと思います(*^^*)

 

 

それと、最近すごく大事だなあ…と実感するのが、ネガティブな情報を入れ過ぎないこと。いくら陽性者が日々増えて行っているからと言って、コロナに関するニュースやSNSなどでネガティブな情報ばかりに触れていると、身体が必要以上に身構えて固まってしまいます。これでは、自律神経が交感神経に傾いてしまって、身体の調整どころではなくなってしまいます。

 

エネルギーボディワークやエネルギーヒーリングで人の身体を触らせてもらっていて感じるのは、日ごろ交感神経が優位で身体が固まっているような方でも、だんだん呼吸が深くなっていって意識が落ちていかれると、身体の組織がだんだん柔らかくなっていくんですよね。そして、身体の内側から、ダイナミックな動きと共に美しい光が放たれていくのが見えるんです。それが私は生命力の発現だと理解しているんですが、今どんなにしんどい状況にいらっしゃっても、身体が大変でいらしても、その力が発動するのが見えた時、ものすごい感動があるんです。生命の可能性が見えるというのか、命がもつすごい力を見せてもらえるというのか。

 

私が免疫や細胞など、人の身体について勉強しているのも、自分が見ているその美しい世界と科学的な知見とをすり合わせたい、説明を付けたいからなんですね。量子力学の説明とはだいぶすり合ってきたなあ…と思うのですが、早く目に見えないエネルギーと科学とが合致して、エネルギー領域の治療が怪しいと思われない日がくればいいなあ…と思います(^^)