身体の癒しは身体だけじゃない

 

エネルギーボディワークのセッションで、深い意識状態になりながら身体の組織の微細な動きに耳を傾けていると、すごく身体は自由になりがたがっているのに、ギュッと固まっている組織がもっと広がろうとしているのに、何かが邪魔をしているように感じられたりします。

 

そんな時は「何が足を引っ張っているんだろう…?」と、問いを立てるのですが、大抵は即座に高次元から答えが返ってきて、”思考”だと。それは、その方の中の自分を制限してしまっている思考や、自分に対するネガティブな思い込みだったりします。

 

はたまた、子どもが遊んでいたりする映像が見えたりして、「この方の症状は、何かインナーチャイルドと関係しているんだなあ…」と感じることもあります。他には、急に胎児の映像が浮かんで、巻き戻しのように胎児から胚子へと戻っていって、その過程で何か問題があったんだなあ…と感じながら、その方の強い生きる意志を感じることもあります。

 

私は、施術中に感じたことは、よほどネガティブなものでない限りお伝えするようにしているのですが、お話をすると納得なさる方が多いです。

 

 

胎児から胚子へ巻き戻った時に”強い生きる意志”を感じた方は、「そういえば難産だったと聞いてます」と言われました。ちょっと胎内記憶がある方で、お母さんのお腹の中にいる時に何かショックを感じたのを覚えていらっしゃるんだそう。その方の身体に触れさせて頂くと、いろんな困難を体験する中ですごく頑張って生きてこられた感じがありましたが、それと同時に揺るぎない大木のようなその方の光も感じられて、それも一緒にお伝えすると、後日ご自身の中にその揺るぎなさと深い愛を感じられたんだそう。普段はいろんな思考に悩まされがちな方でしたが、そんな表面的な意識の奥にある揺るぎなさを実感されて、意識の変化を感じられたそうです。

 

マッサージのような日常レベルの意識状態で行う施術とは違って、エネルギーボディワークは瞑想に近い深い意識状態で行うので、通常の意識では見えないようないろんなものを見せてもらえます。その方の症状に関係している思考などの要因もですが、たとえば麻痺があったり、しんどい状態でいらっしゃったりしても、必ずその方の内側にある光や、その方を生かしてくれている、包んでくれている大きな宇宙の愛が見えるんです。

 

なので、クライアント様が身体の解放に伴って起こる、大きな心理的な解放のプロセスを体験されて、いくらそのプロセスが大変に見えても、その方を導いてくれている光が、その方の大きな可能性が見えているので、「大丈夫ですよ」と言えてしまうんですね。

 

身体の癒しに伴って、その症状にまつわる心理的な変化が起きる方は多いです。でも、その症状を起こさせている思考パターンが大きく変わった時、その方の人生も大きく変わられる、もっと愛を受け取り与える方向へ、もっと人生に喜びを感じる方向へと。

 

そうした人生が変わっていくお手伝いをさせて頂けるのがこの仕事の醍醐味で、つくづく有難いです。オステオパシーの名だたる先生方の中には、亡くなる日の午前中まで施術をしていて午後に静かに亡くなったなどのエピソードのある方も多いですが、私もそんな風に死ぬまで施術を続けられたら本望かなと思っています。