私はサイキックな能力があるわけでも霊が視えるタイプでもなんでもないので、目に見えない存在について何か書くのはずっと躊躇がありました。
でも、たまにそうした存在について聞かれることもありますので、今まで視えるタイプの先生方から学んだことを踏まえて、私なりに思うところを書いてみたいと思います(^^)

まず、目に見えない存在がいるかどうか。それはいると思っています。そこはもう、疑いようもなく。
「視えないのに何で分かるんですか?」って、もし訊かれたとしたら、「感じるから」と答えるでしょね。。。
あと、声も聞こえるし(^_^)
あ、声と言っても、音として聞こえる訳じゃないです。頭の中で語りかけてくる感じ。じゃあ、自分の心の声とどう見分けるのかって話ですが、自分の心の声は、ある程度予想が付くというか、自分の思考ってこうよね~とか、想定内の範囲なわけです。
でも、自分の守護ガイドとか私と別人格の存在の声は、思ってもみなかったことを言ってきたりするんですよね。
例えば、私が元夫と別居するかどうするか悩んでいた時。「これは二人にとって祝福です」とはっきり言ってくれたのは私の守護ガイドでした。
あの時の私は”この人と別れたら生活ができない”、”私は無力で、弱い存在”と思い込んいて、別居するのはものすごく怖かったんです。”別居は祝福”なんて、到底思いつかなかい言葉だったんですよね。。。結果的に、あの決断は大正解だったわけで、守護ガイドの高い視点からの導きだったと理解しています(*^^*)
それ以降は、ことあるごとに守護ガイドと相談して決めています。特に、セッション前には何がポイントになるか、何を心がけたら良いかは必ず聞きます。クライアント様によって、その時のテーマが”宇宙への信頼”だったり”愛を受け取る”、”楽しく生きる”だったりと様々ですが、大まかに聞いておくことで自分の中の準備が出来ていく感じです。
それと、感じるということに関してですが、こっちの方が分かりやすいかもですね。
きっと皆さんも、「ここは何かいそうな気がするな。。。」などと、寒気がするような感覚の場所に一度は行かれたことがあるんじゃないでしょうか? 夜中のトンネルとか廃墟とか、目に見えないにしてもゾッとするような、早くそこから抜け出したいような肌感覚。そういう場所は、きっと低次元の霊などがいるんじゃないかなと思います。
で、何かいるなという感覚があっても、そんな嫌な感じがしない場合もあります。その時は、きっと天使や精霊、守護ガイドなど私たちを応援してくれる存在なのかもしれないですね。

低次元の霊にしても、天使や精霊や守護ガイドにしても、みんな同じアストラルと呼ばれる領域の住人なんです。
そのアストラルという領域へのアクセスについて、私のヒーリングの師匠・糟谷晴子さんは「テレビのチャンネルを切り替えるようなもの」と教えてくれました。「怖いものは見たくない、素敵な存在だけ見ていたい」という私に、「でもね、皆同じとこにおるからなあ。。。チャンネルを切り替えればいいねんよ」と。
今なら、師匠の言葉がよく分かります。”テレビのチャンネルを切り替える”、つまり意識を切り替えれば良いだけなんですね。怖いものを見たくなければ、”怖いもの”がいる領域から少しだけ意識を引き上げて、愛の存在を感じる領域にアクセスすればいい。それには、愛や喜びを感じられるポジティブな意識へと自分を引き上げる必要があるわけです。
私がヒーリングをしている時はいろんな領域にアクセスしていて、もちろんアストラルの領域にも入っていくのですが、怖い思いをしたことは一度も無いんですよね。いつもクライアント様を応援している存在が来てくださっているのを感じます。そんな時は自分の近くに光や暖かさが感じられるので分かるんです。それが感じられるのは、ヒーリングが行われる領域がアストラルの中でも高い領域~もう少し高い次元だからなんだろうなと思います。
ちなみに、低次元の存在と守護ガイドなど高い領域の愛ある存在との見分け方ですが、愛ある存在は「○○しろ」「△△しないとこんな目に遭うよ」みたいな押しつけがましい態度は一切なく、脅しみたいなことは絶対に言ってきません。何か提案するにしても優しくて寛容で、「してもしなくても、どっちでもいいよ~」みたいな態度で接してきます(*^^*)
彼らにとっては、三次元の現実レベルの成功するとかしないとか、お金が儲かるとか儲からないとか、損するとか得するとかはどうでも良いことで、それよりは私たちの魂が進化するかどうか、つまり本質の愛に向かっていくかどうかが大事なので、たとえ現実面で頭を打ったとしても、「大丈夫よ~、これで学べたね♪」みたいな感じ(^^)

そんな、いろんな種類の存在がいるアストラル領域ですが、たぶん日常生活の中でそうした存在が問題になってくるのは、部屋の中に誰かいる感じがするとか、何か取りつかれてる感じがするとか、怖い思いをする時じゃないでしょうか。
本当は、肉体を持たない存在が私たちに直接危害を加えたりはしない(できない)のですが、ことさら怖く感じるのは、肉体を持たない存在ゆえに自分の中に入り込んで(取りついて)くるかもしれないとか、訳の分からないことをしでかすかもと思ってしまうからと思うんですね。
昔、霊的に敏感なお友達が、旅行する時はいつも塩を持ち歩いていてホテルに入ると四隅に盛り塩をしているのを見てびっくりした記憶がありますが、視える人の怖さの感覚は視えない人間の想像以上なんだろうなと。
そこで、ここからは低次元の存在に対する対策として学んだ知識から書きますね。
・フラワーエッセンスやオーラソーマなどの浄化スプレーを使う(私は専門外なので具体的な商品は挙げられないですが、霊的な存在に関係なく空間の浄化にはこのスプレーを使っています)。
・お風呂だけでなくシャワーを使って自分のエネルギーフィールドを洗い流す(そうした存在は、取りついたとしても水で洗い流せばすべり落ちるんだそう)。
・海塩のお風呂に入る。
・自分の怖れに同調した存在がやってくるので、出来るだけ愛や喜び、楽しい事に意識を向ける。怖さに取りつかれてしまってどうしようもない時は、チベットのマントラ「オム・マニ・ペメ・フム」を唱えるのも個人的には有効でした。
あと、霊的な存在に乗っ取られることはないと理解するのも大切かなと思います。
伝説のヒーラー、ダス・カロスは、「霊的な存在に乗っ取られることがあるか?」の質問に対して、明確に「ない」と答えたんだそう。ただ、「強い影響を与えることはある」ということなので、影響を受けない自分軸を作っていくのが大切ですね。やはり、自分の状態が疲れていたりストレスが溜まっていたり、自分を責めるような思考に囚われていたりしてネガティブな状態にあると、それと同調する形で寄ってくる場合があるので。自分のエネルギーが楽しくポジティブな状態であれば、居心地が悪くなって去っていってくれるんだそうです。
ただ、それには自分のことをきちんと愛する、つまり、どんな時も自分を責めない、どんな感情や思考も認めてオッケーを出すようになって、自分の身体の中に安心していられるようになることが大切ですね。自分軸が出来てくるには時間がかかるので、地道な取り組みは必要かもしれません。
私のヒーリングでは、低次元の存在を取り除いたり上に上がってもらったりは出来ないですが(そもそも、そこにアクセスしていないので)、クライアント様が自分の中に安心していられるような、自分の中に力を見出してもらえるような、その方向でやっています。
何かお役に立てることがありましたら、嬉しいです(*^^*)